このページでは、Cloudbaseの事業やプロダクト、カルチャー、働く環境、そして採用への想いをまとめてご紹介します。「Cloudbaseってどんな会社?」が1ページでわかる内容です。
0. Cloudbaseとは
Cloudbaseは、クラウドセキュリティに特化したテクノロジー企業です。
日本企業がAWS・Google Cloud・Microsoft Azureといったクラウドインフラの力を最大限に活かして挑戦できるよう、セキュリティリスクの検出にとどまらず、解決まで伴走するプラットフォームを提供しています。
ミッションは、「日本企業が、世界を変える時代をつくる。」
その実現に向けて、2022年3月のベータ版リリース、同年8月の正式版提供開始以降、日々プロダクトを磨き続けています。
1. 事業領域|なぜ、セキュリティ領域なのか
かつて「メイド・イン・ジャパン」は世界の技術を牽引していました。
しかし、IT・ソフトウェアの領域では過去20年でその存在感が大きく低下し、クラウドインフラ導入も米国に比べて約7年遅れているといわれています。
その背景には、高度なセキュリティ要件や慎重な導入プロセスが、開発スピードを制限している現実があります。
多くの企業では、クラウド導入時のセキュリティ検証がボトルネックとなり、製品やサービスの市場投入時期に影響を与えるケースが少なくありません。
Cloudbaseは、こうした課題を解消し、「メイド・イン・ジャパン」が再び世界をリードする未来の実現を目指しています。
2. 市場|クラウドセキュリティ市場の可能性
世界のクラウドセキュリティ市場は、2029年には現在の約3倍の市場規模に達すると予測される、巨大かつ成長著しい領域です。
日本国内でも政府による行政システムのクラウド化推進など、需要は継続的に拡大しています。
経済産業省が2025年3月に策定した「サイバーセキュリティ産業振興戦略」では、国内セキュリティ産業の売上高を現在の3倍超に拡大させる目標が掲げられ、官民一体で市場拡大への取り組みが進められています。
一方で、日本特有の商習慣やリスク回避の文化から、「自由度が高いがリスクも伴う」クラウドインフラの導入をためらう企業も依然として多いのが現状です。
日本企業の技術力は世界トップクラスであり、特許出願やR&D投資でも高い実績を持ちます。
しかし、その資産を最大限に活かした取り組みはまだ道半ばです。
Cloudbaseは、日本企業がクラウドを安全かつ効率的に活用できる環境を整備し、日本発の企業が再び世界で競争力を発揮できるための土台を提供します。
3. プロダクト|Cloudbaseが解決すること
セキュリティリスクを「検出して終わり」にしない。
Cloudbaseは、企業が安心してクラウドを活用し、ビジネスのスピードを落とさず成長できるように生まれたセキュリティプラットフォームです。
クラウド活用の現実と課題
クラウドは、柔軟で迅速なプロダクト開発を可能にする一方、小さな設定ミスひとつで情報漏洩やサービス停止に至るリスクを併せ持ちます。
「責任共有モデル」に基づくクラウド運用では、多くの責任が利用企業側にあり、高度なセキュリティ体制の構築が不可欠です。クラウドセキュリティは専門知識を要する複雑な領域であり、常に最新の運用体制を保つことが求められます。
手作業での確認の限界を突破
Cloudbaseは、AWS・Google Cloud・Microsoft Azureなど複数のクラウド環境を横断的にスキャンし、
設定ミスや脆弱性の自動検出
リスクの優先順位づけ
具体的な対処ガイドの提示
までを一気通貫で行います。
従来、数週間単位で行っていたセキュリティチェックを、数分〜数時間で完了させることが可能です。
その結果、
セキュリティ担当者の業務負荷軽減
プロダクトリリースのスピード向上
運用品質の標準化とヒューマンエラー防止
を同時に実現しています。
「ユーザーと共につくる」開発スタイル
Cloudbaseのプロダクト開発は、ユーザーのリアルな課題に学び、汎用性のある解決策へと昇華させるスタンスを大切にしています。
導入企業への定期的なフィードバックヒアリング
現場課題に基づくプロダクト改善
商談への技術職メンバーの同席
といった活動を通じて、複数企業に共通する本質的な課題を抽出し、プロダクトに還元しています。
技術・開発・ビジネスなど異なるバックグラウンドのメンバーが、職種や役職に関係なくフラットに連携し、「導入して終わりにしないプロダクト」を全社で追求しています。
4. チーム・カルチャー
Cloudbaseには、役割や肩書きを越えて課題に向き合う文化があります。
エンジニアが商談に参加したり、ビジネスサイドがプロダクト改善に関わるなど、全員が「ユーザーへの価値実現」をゴールに行動しています。
私たちの意思決定や行動の根底にあるのが、2つのValueです。
With:社内外のステークホルダーを仲間として捉え、一緒に本質に向き合い価値をつくること。
Unlock:より良くするために前提や常識を疑い、自分なりの問いや答えを持つこと。
組織は3本部制(テクノロジー/ビジネス/コーポレート)。
少人数チームを軸に、職種や部門を越えた自然なコラボレーションが生まれる設計です。
Cloudbaseでは、「いまその課題に向き合える人が動く」ことを最優先にしています。
トップダウンではなく、現場の対話を重ねて意思決定を進めるカルチャーが根づいています。
5. 働く環境
事業成長に本気で向き合うために、個人の生産性を最大化できる環境を整備しています。
最適な働きやすさは福利厚生ではなく、成果を出すための投資です。
自律とチームでつくるハイブリッドワーク
働き方のベースは、週1〜2回の出社を軸としたハイブリッドワーク。
チームごとに出社日を決め、リモートの効率性とオフラインの偶発性を両立させています。
勤務時間は5:00〜22:00の間で自由に設定できるフルフレックス制。
生活スタイルや集中しやすい時間帯に合わせ、自分のパフォーマンスを最大化できます。
成長を支える仕組みと制度
入社後は約40時間のオンボーディングを通じて、事業・文化・メンバーをキャッチアップ。
その後もOJTや定期1on1を通じて、チームへのスムーズな馴染み方やキャリアの方向性を共に考えていきます。
評価制度は半期サイクルで運用し、成果だけでなくプロセスも含めた建設的なフィードバックを重視しています。
パフォーマンスを支えるカルチャー
Cloudbaseでは、成果を出すために心身の健やかさを前提としています。
育休制度/Sick Leave(体調不良時の特別休暇)
資格取得支援・お祝い制度(セキュリティ/テクノロジー系資格対象)
Smart相談室(専門家への外部相談支援)
など、ライフステージに応じた柔軟な制度を整えています。
子育て中のメンバーも多く、チーム全体で「集中すべきときに集中できる環境」を大切にしています。
6. 採用にかける想い|未来のCloudbaseメンバーへ
Cloudbaseは、「日本企業が、世界を変える時代をつくる。」というミッションの実現に本気で挑んでいます。
なぜなら、この国にはまだ解き放たれていないポテンシャルがあると信じているからです。
ミッションの実現には、同じ志を持ち、共に挑戦できる仲間の存在が欠かせません。
私たちは、入社をゴールとは考えていません。
人生の大切な時間を預けていただくからには、入社後に最大限のパフォーマンスを発揮してもらうことが、私たちの責任です。
だからこそ、あなたの強みや情熱がどんな価値をもたらし、どの課題に活かせるのかを、迎える側が真剣に考え抜きます。
私たちのカルチャーの根底にある2つのバリュー「Unlock」と「With」。
掲げるだけでなく、実践し続けるからこそ、Cloudbaseはこれまでも、これからも成長していきます。
私たちはまだ、理想の姿に向かう途上にいます。
だからこそ、この挑戦に本気で向き合ってくれるあなたにお会いしたい。
あなたなりの「With」と「Unlock」を、Cloudbaseにぶつけにきてください。

